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| - | 2010-12-03 | - | -

サクリファイス

犠牲・・・
ロードレースファン必読
評判どおり(私は自転車乗り派です)
バイシクル21での作者近影はかなりアレでしたが、いやー結構ちゃんと自転車の世界が描けてるのですんなり読めた。ビンディングのカチャリ、で始まるつかみはOK。あの音、始まりの合図だもんね。うざくならない程度にうまくサイクルロードレースの世界が説明されており好感。著者は200何年かのジロから見始めただけのようだけど、Jスポーツの解説聞いてたら1年でみんな耳年寄りになるからね。なにしろレース時間長いから。気になるところは少しだけあって、リアなのにアウターって普通言う?フロントは言うけど、あんま言わないような…じゃあ何て言ってるだろう?重い方、小さい方、11T、うーん、やっぱアウターって言うのかな、、、あとは肝心の真相のとこなんだけど、エースは、誰かが自分のボトルに何かを混ぜてるのを見たのでボトルを飲まず不調だったけど峠で「主人公たちにも飲ませた」と聞くと、「じゃあもしあいつらがこのまま逃げて勝ったらドーピング検査があるからドーピングしたことになってしまって折角の移籍がフイになるので没収レースにするしか対策はなくじゃあ俺が落車で死のう」と考え、自分のボトルにも口をつけ、復活して下りでとばして自爆落車した、というシナリオなんだけど(なげーよ)、ボトル交換すりゃ済む話じゃん?あえて交換もせず飲みもせず、ってその理由が残念分からん。ボトルをチームカーからもらう時につかまらせてもらうシーンもあるので、作者がボトルにまつわるアレコレを知らないとは思えない。まぁトリックの肝心な部分だから予定調和ってことでいいんだけど。あとは、かなり近年のロードの世界に近い設定で、非常に堪能できた。ネタバレになるけど、自己輸血(タイラーハミルトンとか)。古株エースと新米アシストの確執(シモーニとクネゴ)。下り落車死亡事故(カザルテッリ)。あとはエース専用ボトルとか、ヌテラとか、日本人実業団ロード選手として何が何でも欧州で走りたいという感情とか、プライベートで乗るバイクはスポンサーと関係ないバイクとか、2人で逃げて握手するレース(←この解説、分かり易くてナイス)とか、知ってる人は思わずニヤリと納得の作品世界。ミステリーとしては上述のようにつじつまが今ひとつ引っ掛かるのだけれど、主人公および読者にとって真相が二転三転するあたりは、さすがミステリーだなぁと感心するところでもあり、まとめるならば、とりあえず自転車乗りなら必読。(M.H)
| 和書 | 2008-02-23 23:27 | comments(0) | trackbacks(0)

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