JUGEMレビュー

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| - | 2010-12-03 | - | -

死亡推定時刻

死亡推定時刻
朔立木 (著)
光文社
2006/07/12
¥780 (税込)
Amazon評価:レビュー数:17 平均:4.5 Book:52680位 (2008/03/17付)
登場人物はそろった、それぞれの思惑も明らかになった、あとはカタルシスを迎えるだけ。
のはずが終わった。唐突に終わった。ぞ、続編があるのだよね?
このままでは「沈まぬ太陽」ばりに救いがない。
作者が現役の法律家だけに物語性よりも現実的な結末に仕上げたと言うことなのだろうか。
(J.F)
JUGEMテーマ:読書
| 和書 | 2008-03-17 04:40 | comments(0) | trackbacks(0)

サクリファイス

犠牲・・・
ロードレースファン必読
評判どおり(私は自転車乗り派です)
バイシクル21での作者近影はかなりアレでしたが、いやー結構ちゃんと自転車の世界が描けてるのですんなり読めた。ビンディングのカチャリ、で始まるつかみはOK。あの音、始まりの合図だもんね。うざくならない程度にうまくサイクルロードレースの世界が説明されており好感。著者は200何年かのジロから見始めただけのようだけど、Jスポーツの解説聞いてたら1年でみんな耳年寄りになるからね。なにしろレース時間長いから。気になるところは少しだけあって、リアなのにアウターって普通言う?フロントは言うけど、あんま言わないような…じゃあ何て言ってるだろう?重い方、小さい方、11T、うーん、やっぱアウターって言うのかな、、、あとは肝心の真相のとこなんだけど、エースは、誰かが自分のボトルに何かを混ぜてるのを見たのでボトルを飲まず不調だったけど峠で「主人公たちにも飲ませた」と聞くと、「じゃあもしあいつらがこのまま逃げて勝ったらドーピング検査があるからドーピングしたことになってしまって折角の移籍がフイになるので没収レースにするしか対策はなくじゃあ俺が落車で死のう」と考え、自分のボトルにも口をつけ、復活して下りでとばして自爆落車した、というシナリオなんだけど(なげーよ)、ボトル交換すりゃ済む話じゃん?あえて交換もせず飲みもせず、ってその理由が残念分からん。ボトルをチームカーからもらう時につかまらせてもらうシーンもあるので、作者がボトルにまつわるアレコレを知らないとは思えない。まぁトリックの肝心な部分だから予定調和ってことでいいんだけど。あとは、かなり近年のロードの世界に近い設定で、非常に堪能できた。ネタバレになるけど、自己輸血(タイラーハミルトンとか)。古株エースと新米アシストの確執(シモーニとクネゴ)。下り落車死亡事故(カザルテッリ)。あとはエース専用ボトルとか、ヌテラとか、日本人実業団ロード選手として何が何でも欧州で走りたいという感情とか、プライベートで乗るバイクはスポンサーと関係ないバイクとか、2人で逃げて握手するレース(←この解説、分かり易くてナイス)とか、知ってる人は思わずニヤリと納得の作品世界。ミステリーとしては上述のようにつじつまが今ひとつ引っ掛かるのだけれど、主人公および読者にとって真相が二転三転するあたりは、さすがミステリーだなぁと感心するところでもあり、まとめるならば、とりあえず自転車乗りなら必読。(M.H)
| 和書 | 2008-02-23 23:27 | comments(0) | trackbacks(0)

Helpless―ヘルプレス

最近、青山真治の新作「サッド ヴァケイション」が公開ということで、映画の柄に合わず(?)浅野忠信や宮崎あおいが宣伝のためテレビに出ていた。不本意でしょうに。。 「サッド〜」は「ヘルプレス」「EUREKA」の続きなので「ヘルプレス」をDVDで見直し、本書も読んでみた。本書は3つの中編から成っており、1つ目が「ヘルプレス」で映画と同じ話。映画では説明されなかった、安男が服役した事件のあらましも書かれている。2つ目、3つ目は秋彦の後日談。映画では健次が主人公だったが、小説では秋彦が主人公なのだ。3つ目はおそらく「サッド〜」と絡む話で、健次のその後も描かれ、安男の最期が映画「ヘルプレス」と違った。「サッド〜」に期待。
                                               (M.H)
| 和書 | 2007-10-08 07:52 | comments(0) | trackbacks(0)

ぼくには数字が風景に見える

ぼくには数字が風景に見える
Amazon評価:レビュー数:10 平均:4.5 Book:135位 (2007/08/29付)
著者のダニエル・タメットはレインマンと同じサヴァン症候群で、数学と語学の天才。彼が数字を通して感じる世界と言うのは想像を超えている。
そういえば昔、テレビに暗算の得意な天才少年が出ていて、どうしてそんなに計算が速いのかと聞かれた時に、ダニエルと同じような答えをしていた。言っていることが感覚的に分からなかったので、具体的な説明ができないのだろうなと思っていたのだが、本当にそういうことだったなんてかなり衝撃だ。まさにそれが共感覚だったなんて。
(J.F)
| 和書 | 2007-08-29 03:59 | - | -

神童

神童 (1)
双葉社
1998/06
¥580 (税込)
Amazon評価:レビュー数:14 平均:4.5 Book:34704位 (2007/02/21付)
引っ越しのときに売ってしまった「神童」。文庫が発売されているのを見て購入してしまいました。
「和音」がはじめて「うた」の音を聴いた時のセリフ。これが作品のすべてを決定づけていると言っても過言ではないくらい完璧です。また、なによりも、成瀬うたが演奏している時の描写は漫画なのに音を感じます。そこには間違いなく一流の演奏があります。それが本当にすばらしい。
何度読んでも感動します。まれに見る傑作なので、是非読んでいただきたい作品。
(J.F)
| 和書 | 2007-02-21 01:07 | - | -

刀語 第一話 絶刀・鉋

刀語 第一話 絶刀・鉋
講談社
2007/01/10
¥1,029 (税込)
Amazon評価:レビュー数:14 平均:3.5 Book:57位 (2007/01/16付)
12ヶ月連続、西尾維新。
その刀一本が一国に値すると言う四季崎記紀の十二本の刀を手に入れるため、虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめの旅がはじまった。
とがめの背負っている過去とその野望とは。刀を使わない虚刀流とは。七花はなぜとがめの為に戦うのか。それは読んでのお楽しみ。
相変わらずの軽妙な会話と絶妙なキャラ。お見事。アクションシーンも満載。
(J.F)
| 和書 | 2007-01-16 04:05 | - | -

ηなのに夢のよう

イータなのに夢のよう
講談社
2007/01/12
¥924 (税込)
Amazon評価:レビュー数:4 平均:3.0 Book:50位 (2007/01/16付)
Gシリーズも6作目。ギリシャ文字を冠した連続自殺事件(?)に対して明確な回答は示さず、生とは死とは命の価値とは、そんな問答が繰り広げられます。萌絵と創平、萌絵と紅子の問答が見所です。
地味に地味に展開しているようでいて、四季、萌絵、創平、紅子、保呂草 etcの歴代キャラが絡み合い、壮大な結末へと向かっている感じです。
歴代キャラに海月はどのように絡んで行くのか。大物の予感を漂わせながらも、まだまだ創平には及ばない的な扱いを受けていますが、シリーズ中に大きな成長を見せるのでしょうか。
(J.F)
| 和書 | 2007-01-16 03:51 | - | -

八月の博物館

八月の博物館
新潮社
2006/09
¥860 (税込)
Amazon評価:レビュー数:2 平均:2.0 Book:206909位 (2007/01/13付)
八月の博物館。正直、タイトルに惹かれて買いました。好奇心をくすぐる、知的な刺激を与えてくれそうな、それでいて爽やかな躍動を感じる、すばらしいタイトルだと思います。
中身は、作中作者の少年時代の不思議な体験。未来の博物館、博物館の博物館(ザ・ミュージアム)から始まる、古代エジプトを舞台にした冒険譚。かと思いきや、思わぬ展開を見せます。物語が交錯して、なかなかに複雑な結末を迎えます。
私みたいに根が単純で、物語の物語性に惹かれる人間にしてみると、冒険譚の部分だけにスコープして、冒険譚を冒険譚として終わらせるバージョンがあれば、それはそれですごく面白いだろうなあと思わせる、むしろそちらが読みたいと思わせる作品でした。
(J.F)
| 和書 | 2007-01-13 05:11 | - | -

ヨリが跳ぶ

ヨリが跳ぶ 1 (1)
Amazon評価:レビュー数:2 平均:4.5 Book:672258位 (2007/01/12付)
パワーだけでテクニックのないヨリは、VリーグNo.1チーム、国舞リップスの監督から選手失格、打ち屋の烙印をおされてしまう。しかし、負けず嫌いで能天気なヨリは、実業団チームオグリ製菓に入り、Vリーグ昇格、打倒国舞リップスを目指して奮闘する。
スポーツ漫画に限らないが、圧倒的才能、圧倒的パワーをリアリティをもって描けるかどうかが作品の出来を左右する。ヒラマツ・ミノルはそういった才能を描写するのがとてもうまい。画のタッチも力強くパワーと言うものがひしひしと伝わってくる。読むと燃えてくる作品。
(J.F)
| 和書 | 2007-01-12 23:54 | - | -

シリウスの道

シリウスの道〈上〉
文藝春秋
2006/12
¥540 (税込)
Amazon評価:−−− Book:1833位 (2006/12/24付)
辰村と幼なじみには人には言えない隠された過去があった。25年の時を経た今、その過去を呼び起こす一つの事件が巻き起こり、知らず辰村は巻き込まれていく。
藤原伊織作品は登場人物の不器用でストレートな生き様が魅力。今作も様々な弱さを抱えながら、正直に強く生きようとする人たちの高潔さに胸をすく思い。
また、この作品にはテロリストのパラソルに登場したあの人物があのエビソードとともに登場。こういう仕掛けは各作品で魅力的なキャラクタを生み出している作者の特権。
(J.F)
| 和書 | 2006-12-24 18:47 | - | trackbacks(0)
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